奨学金を借りているみなさんは、返済ができなくて困っていませんか？奨学金は年月をかけてコツコツ返済しなければならず、時に返済が重荷になりますよね。
では、奨学金が返せなくなってしまったらどのように対処したら良いのでしょうか。返せなくなってしまったら、諦めるしかないのでしょうか。
そこで今回は、奨学金が返せない時の対処法について解説します。奨学金についてお悩みの方はぜひ参考にしてください。
奨学金を返せない人はどれくらいいるの？
まず、奨学金を利用している人の割合は全大学生のおよそ50％と言われています。そのうち奨学金を3ヶ月以上滞納してしまった経験のある人はおよそ19万人に上ります。（平成25年/独立行政法人日本学生支援機構の調査より）奨学金を返せない人は多く存在し、20代で自己破産を余儀なくされる人も。奨学金が返せない時に利用できる制度を知らないという人も多いです。奨学金が返せない時に利用できる制度は存在しますので、諦めずにまずはリサーチをすることが大切だと言えるでしょう。
奨学金が返せない時の対処法
奨学金が返せないと絶望した気持ちになりますよね。中には無理をしてアルバイトなどを掛け持ちし、身体を壊してしまう人もいます。対処法として挙げられるのは以下の3つ。
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返還期限の猶予制度を利用
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減額返金制度を利用
- 債務整理をする
ここでは、奨学金が返せない時の対処法について解説します。
返還期限の猶予制度を利用
奨学金には「返還期限猶予」と呼ばれる、返済を猶予してくれる制度があります。返還期限猶予は、返済の状況により通算10年返済期間を延長してもらえる制度です。返済を延ばしている間は利子などもかかりませんので、安心して利用できる制度だと言えるでしょう。
減額返金制度を利用
減額返金制度は奨学金の返済額を半額にし、返済期間を延ばしてもらえる制度です。月払いで返済をしていること、年収が300万円以下であることなど条件はありますが、減額返金制度を利用すると延長中の利息も国に負担してもらえます。
債務整理をする
最終的な手段になりますが、債務整理をすることも解決法の一つです。債務整理には自己再生や個人再生などさまざまな種類があります。債務整理の場合は連帯保証人が返済を行うことになりますが、どうしても返済ができない場合は選択肢の一つとして覚えておくと良いでしょう。
奨学金が返せない時でも解決法はある！
今回は奨学金が返せない時の解決法についてご紹介しました。奨学金が返せない時の解決法はいくつかあり、国のサポートを受けることもできます。奨学金が返せない人は、意外にたくさんいるもの。すぐに諦めずに、まずはできることから始めてみてください。
