初心者向け・株式投資の考え方

株式投資という言葉からどんなシーンが思い浮かびますか?デイトレーダーやプロの証券マンが日々画面に張り付いて売買している姿でしょうか。それとも株で大損・大儲けしている姿でしょうか。

そういったイメージが強いため、「株式投資は自分には難しい」と考える方がまだまだ多いのですが、実はこういった方々は投資家のほんの一部。

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初心者でも、画面にずっと張り付いていなくても、損をしない株式投資は可能です。

自分が得をする銘柄を購入する

株式投資では株価が上下するほかに「配当」「株主優待」があります。

配当とは、会社の利益を株の所有者に分配する制度のことで、会社の売上・利益が好調だと配当額も高くなります。

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株主優待はご存知の方も多いと思いますが、会社が株主に対して株式保有のお礼として年に2回ほど自社商品やサービスチケットなどを贈る制度です。

例えば、株価の変動はさほど無いもののキチンと毎年配当がある、または株主優待がある株式は、長期間保有するほどお得ですね。また、株価の変動が大きい会社でも優待目当てで保持し続けるのであればさほど影響はありません。売却するときに株価が下がっていても、これまで受け取った優待・配当を考えてトータルでプラマイゼロならば、損失ゼロと考えて良いでしょう。

一時の株価の上下よりも、こういった制度を重視し長期保有を見据えて株式を選ぶと、初心者でも大きな損をすることは少ないです。

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もしマイナスになっても慌てない

株価は自社の業績だけでなく、日本経済・世界経済の様々な出来事によっても急上昇・急降下するものです。記憶に新しいところだとリーマンショックでガクンと下がったり、景気がバブル並みに上昇していると発表が出たときはぐんと伸びたりしました。

株価は下がるときは一気に、上がるときはジワジワと戻るスタイルが多いので、いきなり急降下してしまうとこれ以上損をしないために慌てて売りたくなるでしょう。しかし、一度冷静になって考えてみましょう。

もし、株価下落が会社の落ち度や業績の急落が原因で、立て直せる可能性が無い場合は傷が浅いうちに売ったほうが良いでしょう。しかし、日本経済の影響が出ているだけ、周囲に引っ張られているだけの下落であれば、またジワジワと株価は回復してきます。

のんびり気長に待っていれば、業績が伸びて株価もプラスに転じることもあるでしょう。デイトレードなどの瞬発力が必要な取引以外では、とっさの判断よりも冷静な判断力のほうが大切です。

株は初心者でも可能

目先の利益を追い求めず、長期的な視点を大切にしていれば、株式投資は怖いものではありません。

今は楽天証券などのオンライン証券会社なども増え、ネットでたくさんの情報を見る事が出来ますので、年齢・職業問わず株式投資を始められます。まずは自分の好きな会社や良く買い物をする会社の株をチェックし、優待目的で始めてみてはいかがでしょうか。

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