急にお金が必要になる、あるいは無職や学生でもお金を借りなければならない場面があった場合、本当にお金を借りられるか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
とは言え、実際に無職となった場合でも、属性によっては国の貸付制度等を利用してお金を借りることができます。
そこで今回は、無職をはじめ、失業者や年金受給者の方がお金を借りる方法について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
無職の人がお金を借りる方法5選
無職の人がお金を借りる方法は5つ。
- 家族カードでキャッシングをする
- 国の融資を受ける
- 生命保険の契約者貸付を利用
- 学生は内定者ローンが利用できる場合も
- 年金受給者は年金担保融資を利用
ここでは無職の人がお金を借りる方法を5つご紹介していきます。
家族カードでキャッシングをする
無職で生活に困り、自身ではどうすればよいか分からなくなった場合、身近にいる家族や信頼おける人に相談しましょう。家族の力を借り、家族カードでキャッシングを行うなど協力を要請するのも方法です。しかし、その際、家族や親族との間に信頼関係がなければ成立しません。
国の融資を受ける
現在失業中であるという方は国の融資となる「総合支援資金」という制度を利用し、お金を借りることができます。この総合支援資金は、住民税が非課税となる低所得者や就労支援に同意するかた、支援を受け自立すう見込みのあう方、公的貸付等を受けていない方などがその対象。とは言え、貸付を受ける前に、自身の返済能力についてしっかりと把握しておくことが大切です。
生命保険の契約者貸付を利用
無職の人がお金を借りる方法に、生命保険の契約者貸付を利用しましょう。これは、加入している生命保険を利用し、そこからお金を借りるとても手軽な方法です。
そのためには契約者貸付が可能な解約払戻金のある保険契約である「終身保険」「養老保険」「個人年金保険」「学資保険」に加入している必要があります。この契約者貸付は保険解約払戻金を元手としたお金の借り方となっています。
学生は内定者ローンが利用できる場合も
無職の人がお金を借りる方法には、すでに大学卒業後の就職先に内定をもらっているという場合、内定者専用ローンを利用することができます。
これは銀行やろうきんが行う学生向けローンとなります。内定者専用ローンは、対象地域に居住している、あるいは勤務予定者として満18〜30歳未満かつ内定証明書の提出、さらに卒業大学名等、必要な書類等の提出が可能な方がお金を借りることができます。
年金受給者は年金担保融資を利用
無職と言えば、すでに年金を受給している年金受給者が該当します。このような年金受給者であっても、年金担保融資や銀行カードローンを利用することでお金を借りることができます。
また、年金担保融資については、唯一法律によって認められた制度となり、それ以外の銀行カードローンについても担保なしでお金を借りることができるなどとても便利かつ安心して利用することができます。
無職の人がお金を借りる危険性

ここでは無職の人がお金を借りる危険性についてご紹介していきます。
返せなくなる
無職の人はお金を借りることはできても、実際に返済能力がないため、お金を借りたところで返せなくなる可能性も。その結果、自己破産など債務整理を行わなければならないという危険性が高くなることが分かります。
返済が遅れると信用情報に傷がつく
無職の人がお金を借りる危険性のひとつに、返済が遅れる傾向にあることが挙げられます。期日までに返済が行われないために信用情報に傷がつく可能性が高くなるでしょう。
家族に知られてしまう可能性も
無職の人がお金を借りる危険性のひとつに、家族に知られてしまうという可能性も。本来、家族にバレずにお金を借りることができても、結果、返済を遅延してしまうことで通知が自宅に届き、家族に知られてしまう恐れがあります。
無職の人でもお金を借りることはできる!

無職をはじめ、失業者や年金受給者であってもお金を借りる方法について詳しく解説していきました。
失業者や年金受給者にとって、お金を借りることはハードルが高いことに思えますが、実際は国からの融資や年金担保融資を受けられるなど様々な方法があります。
安全な返済計画を立てた上でお金を借りるようにしましょう。