純資産という言葉はニュースでよく耳にしますよね。実際に純資産について考える機会はほとんどないのではないでしょうか?
しかし純資産とは私たちにとってとても身近なものであり、自分の資産を知っておくことは大切。自分の純資産は、きちんと把握できるようにしておきましょう。
今回は、家計に対する純資産の計算方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
資産と負債の明確化
純資産とは、資産から負債を引いた差を指します。資産とは、定期預金や普通預金の金額、高級家具や高級衣類など自分の資産と呼べる金額の総額、車、家、土地などの総額を指します。
負債は家庭で住宅ローンや自動車ローン、子供に対しての教育ローンや学資ローンの金額、そしてクレジットカードの未払いを指します。
純資産を割り出すには、まずはこれらの金額を明確にする必要があります。
純資産の計算

資金と負債を明確にしたら、資金ー負債=純資産という計算になります。
つまり、”家計の資産の合計”-”家計の負債の合計”が純資産として計算できるのです。
言わずもがなプラスの場合の方が家計は圧迫されておらず、会社においてはは経営しやすい状態となっているのです。このように会社で当てはめられる純資産も家計という小さなミクロで判断することができるのです。
もちろん純資産は会社としても計算でき、資産と負債の計算は会社の経営において非常に重要です。
会社に当てはめてみると先ほど家計に当てはめたローンの部分、つまり定期預金や普通預金といったものそういったものの分野が大きく広がります。そして、会社で持っている資産規模や負債規模は膨大であり、その建物も多く当てはまるのです。
しかし根本的な考え方として資産から負債を引いた額というもので純資産は算出できるので、就職や転職などによって会社の将来性を判断するのにも、株などを購入する場合にも利用できます。
四半期ごとに決算が発表されますので、そこに載っている純資産により会社の経営状況が簡易的ですがわかるのです。こういった計算方法を理解しておけば、何かと役立つことも多いでしょう。
また家計に当てはめて自分の家計の健全なる運用度合いを理解するために純資産を生かすという考え方もできます。ぜひ一度ご自身のご家庭の純資産を計算してみてはいかがでしょうか。