カードローンの複数申し込みとは?可能?デメリットはあるの?

複数のカードローンに申し込みをしてはいけません。本記事では、複数のカードローンに同時に申し込むデメリットについて解説します。

カードローンの複数申し込みを検討中ですか?資金繰りが苦しくなったら、複数社からの借り入れをしたくなりますよね。

どうしても借入れがしたいために、カードローンを複数同時に申し込んだ場合、何か悪影響はあるのかと、懸念する意見があります。結論から申し上げると、カードローンにおいて、複数の申し込みはあまりおすすめできません。

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本記事ではカードローンを複数申し込みしてはいけない理由と、実際に借入れができた場合に考えられるデメリットなどについて解説します。ぜひ参考にしてください。

カードローンの複数申し込みのデメリット

ここでは、カードローンに複数申し込むことのデメリットをご紹介します。

返済計画が立てづらい

約定返済日を選択できるカードローンもありますが「変更不可」になることも。そうなると、ひと月に何度も、約定返済日が来ることになります。うっかり忘れてしまうと引き落としができず、返済遅延を起こす可能性も。ここでも、カードローンのメリットである、「毎月決まった日に返済するので管理しやすい」という良さが失われてしまいます。

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毎月の返済額が増える

新たに別の会社のカードローンを利用して、複数社から借入れをした場合、1社だけの利用に比べて毎月の合計返済額は増えます。例えば、A社だけで1万円だったものが、B社5,000円、C社1万円…と複数借入れをして、合計2万5,000円を毎月返済しなければならなくなる、というわけです。これでは、カードローンのメリットである、月々の返済額を無理のない範囲に収めながら利用できるという良さが、なくなってしまいます。

申し込み手続きが大変

カードローンの審査は、スマートフォンやパソコンから簡単に申し込めるというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。実際には、書類が必要であったり、質問が多かったりと手間がかかるものです。金融機関によって必要な書類は異なります。

職場への在籍確認を避けたいという場合には、社名が確認できる健康保険証や給料明細を提出しなければいけません。源泉徴収票などの書類も必要になり、提出しなければ申し込みができなくなります。個人事業主の場合は、 納税証明書を税務署で発行してもらう必要がありますので、申し込みの手続きが大変になるでしょう。

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信用情報に傷がつく

カードローンの申し込みを行うことで、個人信用情報に履歴が残ります。申し込みブラックとは、短期間に複数のカードローンを申し込んだため、審査に通りにくくなってしまう状態のことです。金融機関から「融資ができない」と判断されないよう、複数申し込みの数を少なくする必要があります。

一般的に、1カ月間で4社以上の複数申し込みによって申し込みブラックになるといわれますが、実際の定義はありません。つまり、いくつカードローンを申し込んだ時点でブラックになってしまうのかは分からないのです。 金融機関は審査の基準を公表していないため、自分が申し込みブラックになっているのかという判断は、推測するほかありません。

ただし、複数申し込みの際には、可能な限り申し込み数を少なくすることが重要であるということは明白です。また、金融機関のブラックとは、基本的に借金の返済が滞った場合や返済できなかった場合に該当します。しかし、申し込みブラックは、返済能力があっても該当する場合があるという点に注意しましょう。

手数料が余計にかかる

実際にカードローンを利用した際にかかる費用としては次の2つがあります。

  • 金利(利息)CD
  • ATMの利用手数料

複数社に申し込めばその分、金利や手数料の金額も増えていきますので、その点はデメリットだと言えるでしょう。

カードローンの複数申し込みはデメリットが多い

カードローンの複数申し込みは、審査に通過しなかったときの保険になるというメリットもありますが、申し込みブラックにならないように数を調整する必要があります。

複数申し込みは、審査の通過をさまたげる可能性も。むやみに多くの金融機関に申し込む前に、審査をスムーズに進めるための準備をします。複数申し込みに関するメリットやデメリット、審査を通過するためのポイントをしっかりとおさえ、申し込み先を選択しましょう。

注意 : カードローンの申し込みには常にリスクが伴います。申し込みの際は返済できる範囲で利用規約をよく読んでから行うようにしてください。

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